こんにちは、実行委員長のやじびんです。先日はみなさま、本当にどうもありがとうございました。まだプレゼント企画は継続中ですが、本番を終えたということで、一応ここに振り返りを記します。このご時世で、僕がどういうふうに人から助けてもらったのかを、ちょっと書いておきます。
そもそもイベント運営って準備が大変なのです。たくさんの人間の労力を必要としますから。2020ののど自慢を中止し、でも2021は行けるだろうと楽観視したのも束の間、コロナの猛威はとどまるところを知らず、緊急事態宣言が出て会場が使えなくなれば会場費は返って来ますが、この中途半端な状況ではその未来もわからない。僕らのやってるのど自慢大会も通例では半年前に準備を始めます。でも、この状況では半年先のイベントなんて怖くてゴーできない。会場は一年前に予約し、使用料は全額入金を済ませなければならない。去年のイベント中止は救済策の物販で皆様の力を借り、運よく(?)緊急事態宣言で会場費が返ってきたため、運営資金は少しの余裕ができ、そのため、会場キャンセル費用の5万円を払って今年もイベントは諦めようというフリは当然あったのです。
でも、僕は5万円がもったいなかったわけではないのです。なんでもかんでもやりもしないであきらめるのが嫌だったのです。だから、企画スタートのフライヤーはここから始めました。
のど自慢であれば超優秀なデザイナーが頑張ってくれます。それなのに、これを出しまして、予想通り酷評されました。僕の母なんかは”恥ずかしすぎるから、頼むからやめて!!”とまで言いました。ほんと、この言葉を聞いた時は、爆笑しました(^ ^)
そしてスタッフにお願いをします。そりゃ、この状況ですから向かい風です。でもこれが僕の試練ですから、何もやらないであきらめることを簡単に選びたくないこと。行けるところまで行って道がなくなるのであれば、それを確かめたいということをスタッフに伝えました。
こう書くと、僕はもう単独で熱血猪突猛進で進んだのかと思われるところかもしれませんが、内実はそうではないのです。ふつーに行くだけです。山でもなんでも登頂はあくまでも登山の楽しみの一要素でしかなく、結局、それは感じ方次第なのです。実はスタートからずっと面白さに溢れているのです。途中で帰っても、それはそれで楽しいのです。全然リラックスしてやりました。
そして、どんな時でも仲間がいることが大事です。
すると、向かい風が徐々に追い風となる事態が生まれてくるのです。こんな拙いフライヤーに快く応じ、出演者が連絡をくれ始めたのです。たまに、やじーが戦ってるのだな!よっし助太刀するぜ!!と来てくれる方もいまして、僕はあんまり戦ってはいなかったから、若干のバツの悪さも感じつつ、このなんでもかんでも分断の風潮の世間において、多くの人が、リアクションをしてくれることに、ものすごい勇気をもらいました。
出演者の皆様には、心よりの感謝を申し上げます。みなさまがいなければ、この企画はできませんでした。←ここはもう真理です。本当にありがとうございました!!
出演者の皆様に助けられたのはもちろんのこと、そんな中でぐんまちゃん三線のパイパティローマさん、滑らんティーガーのティーガー工房 跡~seki~さんの協賛の申し出もとても嬉しかった。のど自慢企画と勘違いしたパイパティローマの堀越さんの好意の申し出にうちのスタッフが今年はのど自慢大会をやらないから来年お願いしますって、感謝だけを伝えたという報告があって、えー!!!!、今年ちょーだい!!!と僕が再交渉したのです。だって、まさに今、来年なんかあるかわからないってことを散々、思い知らされてるわけでしょ。
お二方にも、この企画を大いに盛り上げていただけまして、本当に感謝です。
会場来場者、生中継視聴者にも感謝!!
特に、今回、会場において、たくさんの投げ銭をしていただき、誠に感謝です。スタッフ間の伝達不足で、投げ線をしていただいたにも関わらずパンフレットを手にしていただけなかった人たちがたくさんいると思います。
ここに、パンフレットに掲載した僕の開催挨拶を転載します。
↑随分、乱暴なもの言いをしているのは、わかっているのです。命をかけてやらなきゃいけないことなんかないのです。でもね、こうして極端をピックアップすることで僕が代弁できるところがあると思ったのです。
今回、スタッフの中にも基礎疾患を抱えるものがあり、そこの命を危険に晒してまで、イベントをやる意義なんかないのです。でもね、彼が中心になって感染症対策をしてくれました。これが成功したのか否かは、現時点にいおいて、まだ楽観視できませんが、そんな出来事を通しても、いろんな立場の人が楽しむためにはどうすれば良いのか?という視点を与えてもらえました。
僕の挨拶に書いたイベントへの願いが、どうなったのか、それは体験してくれたひとの多くに伝わったと思います。出演者の皆様の熱意、そして応援してくれた人々により、ものすごく濃く大切な時間と歌が、このご時世、この世界に生まれたことを感じます。僕の魂は喜び、そして音楽の神様も微笑んでくれたと思います。
来年はのど自慢で会えるかな??
今年いなかった、宮城富士男名誉会長も、サウンドダックさんも、すでに来年のスケジュール確保していただきました(^ ^)
マスクを取っていっぱい空気を吸い込んで歌える日が来ることを祈って。
2021湘南三線音楽祭を開催するにあたり、力をくれた全ての人、スタッフ、出演者、当日のお手伝いさんたち、応援してくれた人たちに感謝を捧げます。どうもありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!!
2021年湘南三線音楽祭実行委員長 やじびん
追伸
5月21日の消印有効で、三線、滑らんティーガープレゼントの応募を受け付けています。イベント本番の間にMCが言った文字を繋ぎ合わせてできた単語と、住所、氏名を書いて、葉書で、
〒253-0025 神奈川県茅ヶ崎市松が丘2丁目8-20-6 (矢島三線工房)
湘南三線音楽祭プレゼント応募係までご応募ください。
出演者やスタッフへのメッセージなどもあると嬉しいです。
守神セット・・・クリアファイル、絵はがき、シール、おまけCD付き(今回イベントのために録ったスペシャルもう2度とないバージョン)で1000円。
まだ若干残りがありますので、今回の記念にぜひご購入ください!!連絡方法はどんな形でも承ります(^ ^)